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時代劇といえば、歴史モノを除いて、
おおかた江戸を背景にした娯楽作品が多いようです。
本郷、浅草、日本橋、深川と江戸には確かに情緒、
風情あふれる舞台条件が揃っています。
それだけに、創作意欲を掻き立てられ、観る側からしても、
興味をそそられるのではないしょうか。
が、しかし、
文化と情緒の観点からみれば、京都は京都ならではの
名所旧跡や風流が醸し出され、江戸を遥かに凌ぐ
伝統と文化を秘めた物語の宝庫なのです。
そこで、京都を舞台にした
娯楽性豊かな時代劇を企画しました。
京都は古の昔から数多くの戦さや悲恋の舞台となり、
幾万の怨霊が凝縮した、
人々を引きつけずにはおかない都です。
怨念を遺して逝った歴史上の人物も
数えれば枚挙がありません。
たとえば、
源義経、弁慶、千利休、紫式部、平清盛、明智光秀、
織田信長、小野小町、小野篁、豊臣秀吉、
宮本武蔵、石川五右衛門・・・等。
このように錚々たる歴史上の人物をあげつらえば、
京都は「日本のハリウッド」ともいえるぐらい賑やかで、
当時の寺社仏閣に取り込まれた京の町は、
さぞかし悪霊の跋扈する世の中だったのではないでしょうか。
陰陽師も活躍した時代、上記のごとき人物が転生し、
現世に遺した怨念を晴らそうと、蠢きだすのを、
妖刀をもって撃退していく謎の白頭巾。
それがこの時代の主人公、
『暗闇同心鍔鳴剣屍郎』なのです。
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